表題でも書いている通り下記書籍を購入。
他のガッツリ系の書籍と一緒に気分転換的な意味合いで購入してみたのが当り!
Linux初心者向けではあるけど充分為になった事が多かったので感想として残しておく。
あまり詳しく書くとネタバレにもなるので簡単に全体のストーリー紹介
GUI操作しかしたことない新入社員の女の子がひょんな事からシステム管理部署に配属。
てんやわんやしながら少しずつLinux操作に慣れていくって感じです。
私もWeb業界にいる事もあり基本的なWebサイトの構築はドメイン取得からWebサーバー、DBサーバー、メールサーバーの設置から運営・保守まで出来る感じではあります。
なのでLinuxのコマンドも多少は知ってて利用もしていたのですが、細かいオプションやコマンドの使い方を間違って認識してたりと基本的なコマンドの細かい操作方法など勉強になりました。
また「まんがで分かる」だけあって頭にも入ってきやすいですし、何より他のガッツリ系の書籍と違ってストーリーもある為読んでて疲れないw
知れてよかったと思う操作
scpコマンド
普段は鍵認証の設定時に公開鍵をアップロードする時に下記のように使ってました
scp -P {ポート番号} -i ~/.ssh/{秘密鍵} ~/.ssh/{新しい公開鍵} {ユーザー名}@{IPアドレス}:~/
で、ここからです。
私はscpコマンドをサーバーへのアップロード専用コマンドと勝手に思い込んでいたため、サーバーからローカルにファイルなどをダウンロードしたい時に、自分のルーターのIPは分かるんですが、ローカルPCまでのIPアドレスが分からなかったため、諦めてSFTPクライアントなどを利用していました。
今思うと恥ずかしいですw
ですがscpコマンドの引数は下記の内容になる為、コピー元にリモートサーバー:{ファイル、ディレクトリ}、コピー先にローカルのパスを渡して上げればダウンロードが出来ちゃいます。
scp {コピー元:指定ファイル} {コピー先}
さらに言うとコピー元にリモートサーバー1、コピー先にリモートサーバー2と指定してあげればサーバー間のファイル転送もローカルPCから行えちゃうと言う素晴らしいコマンドなのです!
scp {リモートサーバー1:指定ファイル} {リモートサーバー2:ディレクトリ}
topコマンド
topコマンドでまず確認する値として下記があるかと思います。
Load Avg: 1.50, 1.61, 1.65
上記は左から1分、5分、15分間隔の平均CPU稼働率かと思っていました。
ですが実際は稼働率ではなく、CPUの待ちタスク数の平均だったみたいです。
他にもgrep、|(パイプ)、cut等など基本的なコマンドではあるんですがしっかりした使用方法、引数、オプションの意味など書籍として充分な内容を分かりやすく説明してくれています。
ただ唯一私が失敗した事が、、、別の書籍を買いに行ったついでに買ったものなので単行本として購入したため1,728円してしまった !
今Amazonで見てみるとKindle版なら864円って!!
↑の時は安売り期間だったようです。