最近はマンションを売却したりと何かと忙しくてブログ記事を書くのが久しぶりになってしまいました。
記事の目次
BUFFALOのルーターを買い直した理由
これまで私がルーターを使っていた環境は2LDKのマンションで、ルーターはリビングに設置していたので家のどこに移動しても大体壁1枚を挟んだくらいの状態で使うことができていました。
ですが今回から鉄筋コンクリートの3階建ての戸建てに引っ越すことになったためルーター1台だとさすがにキツいと思い中継機として新たにルーターを買い足そうと考えました。
元々が2LDKのマンションだったこともあり中継機を使う必要がなかったので中継機についてそれほど気にしていませんでしたが、改めて調べてみるとBUFFALOのルーターは大体が中継機に切り替えることができるみたいなので、今回買うルーターも中継機専用に限定しなくても良くなりました。
因みにこれまで使っていたルーターは「BUFFALO WHR-1166DHP3」と「TP-Link Archer A10」で、今回実数の計測で比べようと思うルーターは「BUFFALO WHR-1166DHP3」の方になります。
ルーター選びで重要視したこと
一概にルーターと言ってもそれぞれの商品によって様々な特徴があり、それらをすべて把握するのは大変ですし個人的には把握する必要はないと思っています。
要は自分に必要な機能や特徴を洗い出し、それらを満たせる商品を選べばいいかなと思います。
今回私が重要視したルーターの特徴は下記になります。
- なるべく広範囲まで電波が届く
- 電波が安定している
- コンクリート壁などを隔てても電波が届く
やはりワンフロアのマンションから3階建ての戸建てになるため、ルーターから各端末までの間に距離や弊害が多くなるので広範囲に安定して電波が届くことを優先しました。
もちろんインターネット接続する端末は私や家族のスマホやPC、各ゲーム機器やFireTVなどなど数十台になるため、その辺も最低限カバーできるルーターを選びました。
選んだルーターはBUFFALOのWSR-1800AX4-BK
今回私が購入して大正解だったルーターが「BUFFALO WSR-1800AX4-BK」になります。
詳しい仕様は割愛しますが主な特徴は次になります。
BUFFALO WSR-1800AX4-BKの主な特徴 | |
バンドステアリングLite | 遠くまで届くけど速度が少し落ちる2.4GHz帯と、速度は速いけど電波の届く範囲少し狭くなる5GHz帯の帯域切替を自動で行ってくれる。 |
ビームフォーミング | ビームフォーミングとは、電波の届く範囲内に一定で電波を送信するわけではなく端末に向けて電波を送信してくれる機能になります。それにより安定感のある通信を実現できます。 |
Wi-Fi EasyMesh | EasyMeshはインターネット回線が繋がりやすい通信経路を自動で選択してくれ、仮に回線が重くなった場合も高速ローミングで再接続してくれるため、こちらも安定した通信を実現するために役立つ機能となっています。 |
IPv6 | 標準的なIPv4サービスはインターネットへの接続方式からアクセスが集中してしまうとどうしても通信速度が低下してしまっていましたが、IPv6ではアクセスが集中しづらい接続方式になっているため通信速度の低下が起こりづらくなります。 |
BUFFALO WSR-1800AX4-BKの実数を計測
それでは実際にWifiの通信スピードが「WHR-1166DHP3」と比べてどのくらい変わったか実数を計測したいと思います。
計測方法はルーターの前での計測と、ルーターは2階で端末を1階で使用しての計測をしたいと思います。
ルーター前での5GHz帯と2.4GHz帯の通信スピードは?
ルーターの前での計測 | 5GHz帯 | 2.4GHz帯 |
WHR-1166DHP3 | ダウンロード:359Mbps アップロード:323Mbps | ダウンロード:85.5Mbps アップロード:85.9Mbps |
WSR-1800AX4-BK | ダウンロード:518Mbps アップロード:442Mbps | ダウンロード:135Mbps アップロード:101Mbps |
計測値の差分 | ダウンロード:159Mbps アップロード:119Mbps | ダウンロード:49.5Mbps アップロード:15.1Mbps |
正直今住んでるマンションの光回線のスピードはこのどちらと比べても圧倒的に遅いので問題ない気もしてきましたが、やはりエンジニア職なこともありネットスピードが早いに越したことはないので嬉しい数値になります。
取り敢えずルーター前での計測値での差分は、5GHzではダウンロードもアップロードも100Mbps以上あるのでWSR-1800AX4-BKをメインルーターした方が良さそうです。
1階と2階に離れての5GHz帯と2.4GHz帯の通信スピードは?
1階と2階に離れての計測 | 5GHz帯 | 2.4GHz帯 |
WHR-1166DHP3 | ダウンロード:94.3Mbps アップロード:192Mbps | ダウンロード:68.8Mbps アップロード:67.9Mbps |
WSR-1800AX4-BK | ダウンロード:435Mbps アップロード:217Mbps | ダウンロード:109Mbps アップロード:88.4Mbps |
計測値の差分 | ダウンロード:340.7Mbps アップロード:25Mbps | ダウンロード:40.2Mbps アップロード:20.5Mbps |
次に今回重要視したルーターから距離が空いた場合の計測値になりますが、5GHz帯のダウンロードの差は驚異的だと思います。
さすがに偶然な感じもしたので上記以外に2回計測してみましたが、なぜか似たような差が出ました。
各ルーターの性能や特徴には載っていませんでしたが、ルーターによってダウンロードに強いものとアップロードに強いものとかあるのかも知れません。
ただどちらにせよ悪い計測値が出たわけではなかったので良しとしました。
戸建て、マンションにもおすすめできるBUFFALO WSR-1800AX4-BKまとめ
いかがでしたでしょうか?
過去記事で「BUFFALO WHR-1166DHP3」や「TP-Link Archer A10」の記事を見てもらえると分かりますが、現在私が住んでいるマンションでのネットスピードと比べると桁違いに両方とも早いため、個人的にはどちらでもいい気にもなっていますが、とは言え「BUFFALO WHR-1166DHP3」と比べて100Mbps以上も実数で回線スピードが上がるというのは大きいんじゃないでしょうか?
しかも今回計測した戸建ての1階と2階は完全コンクリートの壁になるので、そこでこれだけの回線スピードが出せることが分かれば大体の方の住まい環境でも問題ないと思います。
購入金額も私が使っているルーターはほぼ1万円前後なので、この価格帯のルーターでこれだけの回線スピードの向上や広範囲までのカバー、接続台数も解決できるのであれば十分だと思っています。
よければ「BUFFALO WHR-1166DHP3」や「TP-Link Archer A10」の過去記事も参考に、みなさんもノンストレスなネット環境を構築してください。